交通事故でなりやすいムチウチとは

交通事故にあった場合によくするケガとしての一つとして、「ムチウチ」が挙げられます。これは首に本来ならばかからないような不自然な負荷がかかり、首周辺を痛めてしまった状態になります。そしてこのケガをすると首に痛みが生じたり、首が回らなくなってしまいます。また、その後改善すればいいのですが、ひどい場合にはしびれや麻痺など、様々な後遺症を残してしまう恐れもあります。そしてもし、交通事故でムチウチになってしまい、その後も首の痛みや麻痺など様々な後遺障害が残ってしまった場合、「後遺障害認定」として保険会社に請求することもできます。ただし保険会社によっては支払いを抑えようとして、なかなか認めようとしないところもあります。そこで、このケガの特徴をしっかりと把握、もし後遺障害が現れた場合、どのように対処すべきか事前に把握しておく必要があります。

ムチウチにはどのような種類があるのか

ムチウチとは、首に強い負荷がかかり、首の周辺を痛めた状態となっています。そしてこのケガには、ケガした場所、重症度によって様々な種類に分かれます。まず最も多いのが、「頸椎捻挫」です。これは首に起きる捻挫ですが、首は重い頭を支える重要な部分です。そのため、肩等にも負荷がかかり、首・肩などに痛みが生じるようになります。次に「バレー・ルー症状」です。これは自律神経まで傷つけられた状態で、めまいや耳鳴りが起きるようになります。また、自律神経は呼吸も司るため、息苦しさも感じられるようになります。そして神経の根元が伸びてしまったり、逆に圧迫された状態になってしまうと、神経の伝達がうまくいかず、疲れやすさを感じたり、力が入らなくなってしまいます。そして同じ神経でも、脊髄まで傷ついてしまうと、体にマヒが残り、歩行障害などにつながる危険性もあります。

おかしいと感じたら弁護士への相談をお忘れなく

このように、首のケガは交通事故で発症する可能性が高い一方、医師による診断が難しいものでもあります。見た目には異常がなく、「異常なし」と診断されることもあるためです。しかし、見た目には異常はなくても、神経が傷ついている可能性があります。自覚症状がある場合は診断をしっかりと受けるようにします。そして、もし交通事故にあった後も痛みやマヒなどが残っている場合は、「後遺障害」が残っていることになります。この場合、事故によって障害が残ってしまったということになるため、保険会社に治療費などを請求することが可能となります。けれども、保険会社もできるだけ費用を抑えようと考えます。そこでもし、医師から診断書をもらったのに保険会社がなかなか支払おうとしなかった場合には、弁護士に相談する必要があります。法律のプロである弁護士のサポートを借りることで、本当に保険会社が適切な判断をしているのか、客観的に判断、対応してもらう必要があります。もし事故後も痛みがあり、保険会社から納得いくお金が得られなかった場合は、弁護士に相談するように心掛けましょう。