ローソク足とは?基本的な見方
これから投資を始めようとしている人で、ローソク足という言葉を聞いたことのない人はいないでしょう。
言葉としてはメジャーであるものの、何を表しているのか、どのように利用するのかわからない方も多くいます。
今回はそんなローソク足について解説をしていきます。株式やFXなど投資を行う上で基本的な知識になるため、ぜひ最後までお読みください。
なぜローソク足と呼ばれている?
なぜローソク足と呼ばれているのか、あまり不思議に思う方は少ないかもしれません。長細い胴体からさらに細い線が、まるでローソクの様に見えるからです。
実は、ローソクチャートは海外では「Candle Chart」と呼ばれており、もちろんメジャーなチャートの一つです。海外から入ってきた言葉だと考えがちですが、もともと日本で発明されたチャートなのです。
所説ありますが、江戸時代に広まった米市場での先物取引のために発明されたのではないかと言われています。
ローソク足とチャートの見方
ローソク足は太い胴体の部分を「実体」と呼び、細い線を「ヒゲ」と呼びます。実体やヒゲが長いほど値動きが大きく、短いと値動きが少ないことになります。数字を視覚的に表しているという理解をするといいでしょう。
また、ローソク足で表しているのは実体の部分が白いものと黒いものの2種類があります。白いものを「陽線」と呼び、値上がりしている状態を指し、黒いものを「陰線」と呼び値下がりしていることを指しています。
陽線、陰線ともに髭の部分の一番下の部分がその期間の安値を表し、一番上の部分が高値となります。
陽線の実体の下は始値を指し実体の上が終値となります。逆に陰線は上の部分が始値で下の部分が終値になります。
始値
定めた期間内の最初についた価格を始値といいます。一日単位の場合には寄付(よりつき)と呼ばれる場合があります。
終値
特定の期間内の最後についた価格を終値といい、引け値と呼ばれる場合もあります。
高値
ある期間の中で最も高い金額を高値といいます。一日ごと、一か月ごと、一年ごとなどの単位があります。
安値
高値とは逆に一定の期間の中の最も低い金額を安値といいます。
副業で投資をするならローソク足の見方は抑えておこう
ローソク足は世界の投資家が目にするチャートの一つで、このローソク足の動きを読み解くという事はテクニカルな分析手法の中でもポピュラーな知識です。
副業で投資を始めたいという方は他のテクニカル分析法と合わせて事前にチェックをしておきましょう。