FX用語 スプレッドとは何か

スプレッド解説 FX

FXでよく聞く用語の一つに「スプレッド」という言葉があります。FXを始めようとすると最初の方に出てくる言葉の一つで、気になっている方も多いことでしょう。難しい様に感じますが、覚えてしまうとそれほど難しい用語ではありません。この記事で簡単に説明していきますので最後までお読みいただければと思います。

スプレッドとは

まずスプレッドとは外貨両替に対応している金融機関の手数料に相当する費用のことです。

仮に外貨を両替する際に日本円を米ドルに交換したとします。

そして外貨のレートが変わる前に米ドルを日本円に交換した際、
本来同じ交換レートのため、
1ドル=100円の場合、100円=1ドルで交換できるはずですが、
実際には
1ドル100円で交換しても100.20円=1ドルなど
0.2円ほど差額がでてしまい、1ドル100円で交換したのに100.2円支払わなければ1ドルを
手に入れることができなくなります。
この差額がいわゆるスプレッドと呼ばれるものです。

スプレッドの説明

つまり、売値と買値に差額があり、その差額が取引手数料となるのです。

売値とはBidレートのことで通常Bidは買値よりも低い水準で表されます。
また買値とはAskレートのことでオファーと呼ばれることもあります。AskはBid(売値)より高い水準で表されます。

注意点

FXで注文画面を見ると、必ずBidレートとAskレートが並んで表示されているため、売りの取引なのか買いの取引なのか間違えてしまうケースがあります。最初のうちは間違えの無いように注意が必要です。

なぜ2つのレートが表示されているのか

ここまでの話でなぜBidレートとAskレートが同時に表示されているのか理由が気になった人がいるかもしれません。それでは、なぜ2つのレート表示が必要なのか説明をしていきます。

理由は簡単で、上記でも説明したようにこの2つのレートの差をスプレッドと呼び実質的なFX会社の取り分になり、我々利用者からするとコストになるわけです。つまりスプレッドを表示させてあらかじめFX会社に支払う手数料がわかるということになります。

もちろん手数料は安い方が取引はしやすいため、初めはスプレッドが安い企業を選ぶことをお勧めします。

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